夢の話 埋めた遺体が発覚する夢

最近、殺害埋めた遺体が発覚して捕まる緊張感を味わう夢を見る。

 

殺したところも殺害した遺体も夢には出てこないのだが

とにかく「埋めた遺体が発覚して捕まりそう」という緊張感が夢の中で

私を焦らせる。

 

なんども見るので

最近では「これは夢だな」と気がつくこともあって余裕も出て来た。

 

それでこの夢の指し示すことを考えてみた。

実際には、殺人も死体遺棄もしていない(w

ある種の記号と考えると

色々なことが頭に浮かんだ。

 

まず

「殺したのは自分。自分で自分を殺し、埋めた」と思いつく。

呑気に、思うがままに生きているように見えるらしいが

結構、自分を殺して来た。

それを埋めて来た。

そのことが夢で「発覚」する。

 

私はいい歳をしたおっさんだ。

同級生もチラホラと死に始めたお年頃。

青年期の夢だと自己実現なんだろうが

そんな青白いことは思わん。

自己実現にも色々な過程があり。

 

まあしかし、自分を殺して埋めて来たのも事実であり

その中のいくつかが私に訴えかけているのかもしれない。

そういう事に目を向けて取り組むことが出来る年齢になったということか。

死んで居なくなる前にやりなさいという。

体力は落ちたが持病があるわけでなく

やろうと思えばやれることは沢山ある。

老人になってしまえば

出来ない理由は幾らでも登場してくる。

 

かと言って突拍子もないことを始めるわけでない。

いきなり脱サラして失敗する中年は多い。

そういうことでは無い。

 

無駄に殺して来た自分をすくい上げて拾っていくことから始めよう。

 

また、殺して来たのは「自分」だけでは無い。

たくさんの「言葉」や「事象」も殺して埋めて来た。

そんなもの達も今なら拾い上げてチェックすることが出来るはず。

そういう経験を積んで来たということかもしれない。