ふと「未練」ってなんだろうと思いついた。
仕事とか、男女関係とかによく使われる「未練」ということば。
「思いついた」というか「未練」という漢字を漢文で読めば
「いまだ練られず」。
「練」というのは「練習」の練だが
思案を練る、構想を練るとか、「その計画は、練られていない!!」という風に使われる。
「未練」をぐぐってみるとほぼ男女関係(^_^;)
この熟語って中国由来なのかな?
和製漢語もあるわけで。
とにかく「未練」をキーワードに自分を改革して行こう。
「未練を捨てる」
私の机の上に乗っかっている
いまだ練れてないものども。
私は、この言葉を整理整頓の為に使おう(^o^)
●追記・・・男女関係の「未練」
一般的に男女関係において男の方が未練がましいとよく言われる。
「みれん」という読みだけだと、男も女も同じ様に「みれん」という感情を抱くか抱かないかの議論になってしまう。
しかし、「未だ練れず」という本来の「状態を意味する言葉」に戻してみると
男の方は、練れておらず。女の方は、練り終えているということか。
上手く書けないけど、ストーカーになってしまう人ってのは
男でも女でも妄想の中で「関係」をこねくりまわしてしまっているのだろう。
「こねくりまわす」と書いて漢字変換してみると「捏ねくりまわす」・・・・「捏造(ねつぞう)」の「捏」じゃないか!!
練ったり、捏ねくったり(^_^;)
ほんと、ことばって面白いですね(^o^)
未だ練られていない文章ですが・・・(T_T)
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老荘の中にこれを克服する言葉が多々ある。
上善如水とか
●追記(2011/05/28)「未練」「語源」でこられる方が多い。
結局「未練」って言葉は、「恋」の言葉ではなくて
「未だ答の出ていない状態」を表すのであって
その状態を表す言葉でしかない。
「答」が出た時点で「未練」は無くなる。
要するによく練れば
答が出ると考えるが
答を出す本人にその気がなければ
未練な状態が続くわけだ。
失恋などに関して言えば
答=踏ん切りでもあり
本人の決意如何で
未練な状態から抜け出せるか否かとなる。
●追記(2011/10/14)糸へんに東で 糸東 練
しかし、もともとは「東」じゃなくて「諫」のつくりの方だそうだ。
「柬」ですね!