火事を見た

煙が凄かったけどまわりの人は
それをまだ火事と思っていない状況だったようだ。


私は車に乗っていた。
車窓から見ると煙とも粉塵とも思える。
消防の赤色灯を見て火事?ボヤ?


近所に車を駐めて見に行く。
消防車はまだ放水していない。
煙はもうもうと立っている。

何分たったのだろう?
今思うと体感時間が非常時と常時では違うのだとまじまじと思う。


消防士と隣の家の関係者が口げんかを始めた。
消防士はかなり興奮しているらしい。(興奮しているのは一人だけだったが)

放水が始まる。
まずは、隣の家との間に。
現場は無人の家らしい(近所の人の話)

煙は木の燃えるニオイ。
化学繊維や化合物やプラスチックの燃えるニオイはしない。


炎がでた。
恐ろしいくらい大きな炎。
涙がでた。


火は怖いね。

放水しても放水しても火は収まらない。
収まったかと思いきやまた焔立つ。


ああ、この経験は、夢に出てくるのだろうな(>_<)